たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩 vol.063 栄湯 / 新宿区落合 | 釈迦サウナで瞑想。半跏趺坐で蕩けた20190829

ふと「絵を見ながらサウナに入りたい」と思った。

お湯に浸かりながらではなく、サウナ室でだ。

頭に浮かんだのは新宿区落合の栄湯さん。 

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www.1010.or.jp

 

久しく訪れていないしちょうど良い。

週替わりで男女入れ替えなので、あらかじめ電話で確認。

ありがたい、ちょうど男湯がサウナ側だ。


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栄湯さんのサウナは「釈迦サウナ」と呼ばれ、浴室のペンキ絵などを窓越しに見る。とかではなく、直に描かれた天井画をサウナ室にいながら鑑賞できる。

しかも「釈迦サウナ」はニックネームでは無い。

ドアプレートにも書かれた正式名称だ。

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描いたのは、他にも何軒かの銭湯さんで壁画を手がけているGravityfreeさん。

gravityfree.jp

 

久しぶりに来た栄湯さんは、相変わらずキレイ。

しっかりと清掃や管理されているんですね。

ゆっぽくんラベルが貼られた備え付けの泡ソープを拝借し、体を洗い清めて

ゆったりと水風呂に浸かり、自転車移動で火照った体を冷やす。

心拍も落ち着いた。

さぁ釈迦サウナだ。

天井に描かれた半跏趺坐のお釈迦様を見上げながらサウナで過ごせる。

やはり良き。自分好みだ。

この日のセレクトは間違っていなかった。

 

同じポーズをとって瞑想してみたり、座ったまま眺めたり、立ち上がって細部に目を凝らしていると、あっという間に時間が過ぎる。


かけ水で体を覆う玉のような汗を流し、水風呂で蕩けた後に浴室内で休憩。

空いてる場所で椅子に座り室内を眺める。

白を基調とした浴室に天井の間接照明が映える。

サ室の天井と浴室の天井に少し隙間があり、そこにも間接照明が仕込んである。

これも良き。

目から蕩けて、カラダもココロも蕩けてしまう。

 

しっかりと温まれるあつ湯の浴槽があるのも栄湯さんを好きな理由の一つだ。

ゆったりと足を伸ばしてあつ湯に浸かり、水圧を受けなながら浴槽でも蕩ける。

今度は半露天の「孔子の湯」がある、反対側の浴室も味わってみたい。

湯上りに外気浴がてら哲学堂公園を散歩するのも心地好さそうだ。

楽しみは尽きない。

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至福の時間をご馳走様でした🙏

 

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️