映画「ブルーを笑えるその日まで」が気になりながらもなかなか足を運べないでいた。
「野球どアホウ未亡人」で重野監督役を演じている藤田健彦さんが舞台挨拶に登壇される。
これはちょうどいいきっかけになったとばかりに、半ば強引に午後休を取得してアップリンク吉祥寺へ。
地下に広がる映画空間はどこもかしこも雰囲気があって素敵だ。
武田監督が大切にしている宝箱の中身を、ちょっとだけ見せてもらったような思いのこめられた作品はただただ沁みた。
アンを演じられた渡邉心結さんとアイナを演じられた角心菜さんが演じる姿も、主題歌のRCサクセション「君が僕を知ってる」もただただ沁みた。
くるくると、きらきらと。
まっすぐだろうが歪だろうが光はある。
なかなか出会うことができないかもしれないし、なかなか見つけられないこともあるだろう。
でも、どんな闇も照らすその光はきっとあると思う。
たくさんの人に観てほしい。届いてほしいと思わせてくれる作品にまた一つ出会った。
きっかけを作ってくださった藤田さんには感謝しかない。
上映後のトークイベントに登壇されたのはプロデューサーの田口敬太さん、武田かりん監督、藤田さんの3人。
藤田さんの口からこぼれる、ブルーな時代のブルーな話は新鮮で、そして深い。
時間が経過するのはあっという間だ。まだまだ聞いていたいがアフタートークも終盤。フォトセッションタイムでは魔球の握りを直接指導する姿も見られた。
登壇された武田監督、プロデューサーの田口さん藤田さん御三方の写真を撮らせていただいた。
武田監督の右手に注目するとばっちり決まっている。重野監督の直接指導で才能を開花させられてしまったようだ。
そしてお次は「野球どアホウ未亡人」を観るために池袋シネマ・ロサへ。
先ほどのアップリンク吉祥寺ではカジュアルな装いで登壇し、やわらかな物腰で話されていた藤田さんが、今度はユニフォームを着て池袋シネマ・ロサのスクリーン上でスクリーン狭しと暴れまくる姿に蕩けた🤤
ロサの階段を下り切った足は、二作品の余韻をさらに堪能すべく、自然に平和湯さんへの優勝コースをとる。
やさしくなりたくなる映画と平和湯さんのやさしいお湯のコンビネーションはやはり最強クラス。
あたたまりすぎてのぼせないように気をつけながらジャグジー部分で、ジェット部分で、物語に思いを馳せながらゆったりと蕩けた🤤
自分の好きな場所で自分の好きな作品に触れる。
しかもその二つが同居している。
なんだかとても贅沢だ。
至福の時間をご馳走様でした🙏
異なるタイプの映画、二作品を楽しんでからの銭湯。
たまにはこんな贅沢も良いだろう。
明日からまた頑張りますから!
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※「ブルーを笑えるその日まで」公式HPはこちら。
※1010、平和湯さんの紹介ページはこちら。