たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩 vol.495 鶴の湯 亀の湯 / 江戸川区小岩 | 小岩の鶴と亀。江戸川の畔で縁起を担いでそれぞれのお湯に蕩けた20221018

この写真だけでも分かる人には分かってしまう。そう、ここは小岩駅

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北口を出て北上。上小岩遺跡通りを江戸川方面に歩いて、先日お湯をいただいた地蔵湯さんを横目に通り過ぎ、江戸川区に二軒ある鶴の湯さんの、小岩の鶴の湯さんに向かった。

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離れた場所から見ても、近くで見ても重厚感を感じる佇まい。

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二段構えの暖簾は珍しく感じる。

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見事な格天井の下で受付を済ませて、脱いだ衣服をロッカーに入れて浴室へ。

ペンキ絵は葛飾北斎富嶽三十六景/神奈川沖浪裏がモチーフになっている。船に乗り、波を渡る6人(かな?)のお湯の富士が可愛い。

まずは内湯でペンキ絵を眺めながら白湯とユーグレナの湯にひとしきり蕩けたあと、竹柵で囲まれた広い露天スペースに出る。

煙突を真下から見上げられる露天風呂は内湯と大して変わらないサイズという充実っぷり。小雨を浴びながら手足をいっぱいに伸ばして悠々と蕩けた🤤傍らにはベンチもあり外気を感じながらのんびりできるのもありがたい。

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昭和31年の建築という設えは外観も脱衣場も見事の一言で、番台近くの男湯出入口上に黒電話が置かれているのも情緒があって素敵だ。ご主人にあれこれとお話をうかがいながらあちこち見蕩れてしまった。

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自販機の横にもお湯の富士がいた。可愛い。

鶴の湯さん、至福の時間をご馳走様でした🙏

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せっかく小岩まで来たし、鶴と言えば亀だろう。

時間的にまだ間に合う。と京成本線の線路を越えて、千葉街道を越え、さらにはJR線の線路も越えて亀の湯さんへ。

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店頭を彩る素敵なオリジナル暖簾、亀さんが白く抜かれたこの部分が特に好きだ。

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天然地下水を100%使用したお風呂そのものももちろん大好きなのだが、いつ行っても手入れがしっかり行き届いていること、お手入れをされてお風呂を拵えてくれる真摯なご主人がいらっしゃること。これが大きいのだろうなと思う。

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それだけ気持ちを込めて拵えてくれたお湯が心地好くないはずはないし、空間だって居心地よくないはずがない。だから大好きなんだな。

そんなことを考えながら、バイカーが添えられたペンキ絵を眺めたり、深湯のあつ湯に浸かったり、かけ流し水風呂に浸かったりしてこの夜も蕩けた🤤

亀の湯さん、今日も至福の時間をご馳走様でした🙏

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「鶴」と「亀」のスタンプを並べて自己満足の極み。

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一軒目にお湯をいただいた鶴の湯さんで、10個目のスタンプとお湯の富士がま口小銭入れもゲット!ありが湯ございます🙏

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お湯の富士がこれだけ並ぶと壮観。

どうせなら各浴場分のお湯の富士を全員ずらりと並べてみたいと欲が膨らんだ。

最後までお読みいただきありが湯ございました🙇‍♂️

 

江戸川区浴場組合公式サイト「湯らり江戸川」、鶴の湯さんの紹介ページはこちら。

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江戸川区浴場組合公式サイト「湯らり江戸川」、亀の湯さんの紹介ページはこちら。

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