世田谷湯屋めぐり6軒目は羽根木の宇田川湯さん。
お湯仲間がこぞって「好き」と言い、また「きっと好きそう」とオススメしていただいていた銭湯さんなので非常に楽しみ。
先に何か食べていこうと最寄り駅手前の下北沢駅で下車して気になっていたラーメン屋に向かったが臨時休業で撃沈。
気を取り直して歩を進める。
川の流れのような道を歩き、渡ったところにあるもう1軒の気になるお店を目指し環七方面を目指す。
2軒目もあえなく撃沈。
そうとなれば先にお風呂だ。
まずは外観を堪能。
入り口わきのガラスも土間のタイルも、正面の傘入れもたまらない。
脇に下がったオロナミンC看板が重ねた年季もたまらない。
原田修さんのイラストが描かれた屋号入り暖簾もたまらなく素敵だ。
しっかりと外観を堪能してからいい顔してる暖簾を潜り、下足箱に靴を預けて番台で受付を済ませ6軒目のスタンプを押してもらう。
台紙の回収前、スタンプが6つ集まった記念に「すぐ戻ります!」と下足箱前に行き写真を撮らせていただいた。
今回はブルーを選択、鮮やかな色のTシャツをいただいた。
写真を撮り終えTシャツをカバンにしまって、明るく清潔な脱衣場で脱いだ服をロッカーに入れ、脱衣場同様に手入れが行き届いた浴室へ。
模様のあしらいが可愛い男女湯境界壁タイル、濡れても滑りにくい床タイル、描きかえられたばかり富士山を眺めながら体を洗い清める。
肌当たりが心地好いお湯は浸かっていても触れていても飽きがこない。
浴室中央に張り出した独特な形の湯船は首を痛めずにペンキ絵を眺めるのにもってこいだ。へりに頭を乗せ、ゆったりと体を任せて「皆さんのおススメ通りです…」と思いながら蕩けた。
佇まいといい、店内の清潔さといいお湯の心地好さといい、おススメしてくれた皆さんは、私の好みをよくご存じでいらっしゃる。というくらいにどストライクでした。
至福の時間をご馳走様でした🙏
湯上がりに番台の若女将にお湯の感想を話した際に、ラーメン屋二軒にフラれて先にお湯をいただいた話になった。新代田の駅へ向かう途中に美味しいラーメン屋さんがあって、今ならまだ間に合うという話になり、店名を教えてもらい、早速そのラーメン屋、バサノバさんへ向かった。
危うく通り過ぎてしまいそうなバーのような外観が素敵なバサノバさん。
グリーンカレーラーメンが推しのようで、そちらも美味しそうだったが今日は醤油の口になっていたので、券売機で豚濁和出し汁ソバのボタンを押す。
濃厚な出汁が効いたスープが湯上がりの体に沁みる。
スープまで完飲して、宇田川湯さんの紹介で訪れたこと、とても美味しかったことを告げ、店を後に。
「次回宇田川湯さんにいらしたときは、グリーンカレーラーメンもぜひ!」
もちろんそのつもりです。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※せたがや銭湯ガイド、宇田川湯さんの紹介ページはこちら。