たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩 vol.552 興和浴場/ 葛飾区新柴又 | あつ湯とスチームサウナとヒエヒエ立ちシャワー、極上のトライアングル交互浴で蕩けた20230217

江戸川区でお湯をいただいた金曜夜、ちょっと時間をおいて葛飾銭湯にも足を伸ばして新柴又の興和浴場さんへ♨️

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「ここでいいんですかね?...」

外で出会ったご婦人に駐車場の場所を尋ねると「あら、ここは初めて?」と、駐車場の場所だけでなく、下足/脱衣鍵が共通というロッカーの仕組みなどのあれこれもご親切に教えていただき、受付を済ませる。

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見事な富士山が正面に鎮座する浴室に入り、ずらりと並んだ永久腰かけを一つ手に取る。積んであるのではなく、横向きにして置いてあるのは珍しい。

そして期せずしてスチームサウナに遭遇!

「嬉しい」の波状攻撃だ。

全身を洗い清めてからまずはお風呂。

こちらも自分好みの熱めでたまらない。

長く浸かるというよりはギュッと短時間しっかり浸かって、立ちシャワーでキンキンに冷たい冷水を浴びる。これだけでもたまらないのに、まだスチームサウナが控えている。

サウナ室の中にまでくい込んだ仕切り壁のモザイクタイルを愛でながら、ゆっくりと蒸気を浴びる。

これが追加料金無しというのはありがたい限りでしかない。

水風呂がなくたって、あつ湯とスチームサウナとヒエヒエ立ちシャワーでの最高でしかないトライアングル交互浴で蕩けた🤤

長方形と正方形が組み合わされたパターンの入口のガラスブロックも素敵だったことは書きとめておかなくてはならない。

至福の時間をご馳走様でした🙏

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自分の「好き」が詰め放題に詰まっていた興和浴場さん。今までなんで来ていなかったのだろう。

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そんな風に思わせてくれる銭湯がきっとまだまだたくさんある。そう考えるだけで嬉しくなってしまう。

最後までお読みいただきありが湯ございました🙇‍♂️

葛飾銭湯公式サイト、興和浴場さんの紹介ページはこちら。

katsushika1010.com

銭湯散歩 vol.551 庄楽の湯 / 江戸川区篠崎 | ゆったり空間が心地好く過ごさせる、広々銭湯で蕩けた20230217

車検に出していた車を引取った金曜夕方。様子見を兼ねたドライブがてら江戸川区まで足を伸ばして庄楽の湯さんへ♨️
駐車場は結構広くて止められる台数もかなり多そうなのに、空きはかろうじてある程度。

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人気のほどを伺いつつ車を止めて店内へ。

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想像通りに賑わう脱衣場と浴室。

「車、全然止めるとこなかったよ~」

「俺が来た時にはもう殆ど空いてなかったからなぁ」

常連さんたちが挨拶に続いて駐車場のことを話題にしているあたり、この日は混んでいたようだ。

実際に結構な人数を内包していたはずだし、実際に賑わっていたけれども、どこにいてもストレスなく過ごせたのは、空間の使い方だろうか、お客さんたちの阿吽の呼吸だろうか、ただの偶然だろうか。サウナ室と炭酸泉でちょっと感じた以外は、人の多さによる混雑はほとんど感じなかった。

そんな浴室で電気風呂にシルク風呂に高濃度炭酸泉にと充実の内湯、ドアの先にある露天風呂と水風呂もいただいて「ようこそコンフォートサウナへ!」の説明書きが貼られたサウナ室へ。

じっくりと熱を浴び、すぐ隣にある水風呂でクールダウン、同じスペースにある露天風呂でちょこっと温まって、再びサウナ室へ。を繰り返して蕩けた🤤

至福の時間をご馳走様でした🙏

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フロントロビーもご覧のとおり広々なのだ。

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空いているということはなかなか無さそうだけど、のんびり過ごすには最高かもしれない。

最後までお読みいただきありが湯ございました🙇‍♂️

※1010、庄楽の湯さんの紹介ページはこちら。

www.1010.or.jp

 

銭湯散歩 vol.550 草津湯 / 荒川区南千住 | 個人的愛でポイントが散りばめられた心地好い空間でいただくお湯に蕩けた20230215

南千住駅のこちら側を歩くのは初めてかもしれないな。なんて多少の迷子を覚悟しながら歩いていたがあっという間に到着。杞憂に終わって良かった。

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店舗自体は奥まっているが、看板が通りに出ているので分かりやすい。

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施された装飾が美しい。

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玄関周りの型板ガラスに

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タイルづかいに心を持っていかれる。

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下足スペースの天井が格天井なのも素敵だしf:id:a24figaro:20230222091817j:image

土間のタイルも素敵だ。

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脱衣場も、高い折上格天井に見事な柱に梁、仕切り壁の大鏡、鏡の上に渡る見事な一本木、鏡の両サイドを額縁のように彩る桜材と愛でポイント満載でなかなか浴室に辿り着けない。

修繕された箇所があるとはいえ、当時凝らされた贅が今もたくさん残っているのが嬉しい。

男女湯に跨る富士山のペンキ絵が見事な浴室に入ると、永久腰かけが山と積まれているこれは個人的にさらに嬉しい。自分の愛でポイントだらけじゃないか。

腰かけをひとつ手に取って、全身を洗い清めてお湯をいただく。

湯船には奥行きがしっかりあって、なんというか広く感じるレイアウト。

ボタンで始動するジェットバスを味わおうとした時に、良い意味でのイヤな予感を感じたので手すりを掴んでからスイッチを押す。「おぅ...」と思わず声が出てしまうほど強力なパワー。

手すりをしっかり掴んでおいて良かった。

常連さん同士が交わす「今日は早いね、休み?」なんて会話を耳にしながら心地好く蕩けた🤤

脱衣場では、使われていない古い飲料用冷蔵庫のガラス戸が外されて、常連さんの浴用グッズ置場になっていた。こんな使い方も乙なものだ。

帰りがけに交わす女将さんとの会話もまたたのし。

至福の時間をご馳走様でした🙏

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裏手からは煙突の見事な姿が望める。

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都電に乗ろうかと思い、日光街道を渡って三ノ輪橋方面へ向かう。

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電停で到着を待っていたが、気が変わった。

明治通りまで出てバスに乗ろう。

少しの距離とはいえ、草津湯さんで感じた心地好さの余韻をもう少し味わいながら歩きたい気分だった。

最後までお読みいただきありが湯ございました🙇‍♂️

※あらかわ銭湯公式サイト。草津湯さんの紹介ページはこちら。

arakawa-sento.jp