些細なことをきっかけに「30日間、同じ銭湯に入らない生活」が始まった。
スタートに選んだのは、屋号に「一」が入った、最初の一軒にぴったりな板橋区の第一金乗湯さん。
普段使いでお世話になっている大好きな銭湯の1軒だ。
※1010、第一金乗湯さんの紹介ページはこちら。
東武東上線の上板橋駅から東武練馬方面に進んだ住宅街の中に、第一金乗湯さんはある。
漢数字で番号が書かれた下足箱の鍵も大好きだ。
今井健太郎さん設計の外観も内装もモダンな設えは「昼のセント酒」の記者会見場に使われたこともあり、入浴したことがなくても、その存在を知っている人もいるだろう。
自分がこちらによく行く理由、それは「水」。
話しかけてくれる常連さんも口々に「水の良さ」を口にする。
使われている天然地下水が、自分にもとても心地好い。
熱めに沸かしたお湯も良き、天井に反射して煌めく水風呂も良き。
パワフルなジェット風呂、パンチのある電気風呂、ぬるめに設定されたバドガシュタイン鉱石風呂に浸かって、水面が反射して煌めく天井を眺めたり、壁を飾るタイルを眺めたり、ペンキ絵を眺めたりしながら、水風呂のへりに頭を乗せて体を浮かべれば、いつだってトロトロに蕩けられる。
この日も心ゆくまで交互浴を堪能。
すっかりとろとろだ。
今日も至福の時間をご馳走様でした🙏
8月27日、丸山絵師によるペンキ絵の修復作業を見学できる。と書かれたポスターが貼られている。
うん、平日だがなんとかしよう。
「塗り替え」ではなく「修復」なのは、今の絵をとてもに気入っているからこのまま残して、ダメージがある箇所を修復したいと依頼しているという事らしい。
自分も今描かれているペンキ絵が大好きなので、嬉しい限り。
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️