仕事終わりに東京メトロに乗って銭湯へ、下車したのは後楽園駅。
地上に出ようと歩いていたら通路に設置されたガチャガチャにまんまとハマってしまったが、一番欲しいと思ったゾウを一回で引けたので良しとしよう。
引き当てたばかりのゾウさんをカバンに入れ地下通路を歩く。
8番出口が近いとのことでずんずん進むが、空きすぎていてなんだか怖い。
ちょっと怯えながら歩いたあと、8番出口を出て千川通りを大塚方面に歩く、目指したのは白山浴場さん。
離れた場所からでも目を惹かずにいられない可愛い暖簾。
ハートが散りばめられた「極」の文字も、両手に花を持った「楽」の文字も何とも可愛らしい。
お湯をいただいて「幸せ」になろう。
この日の変わり湯は「生薬」
直球で素敵だ。
自分にとって白山浴場さんは案内板に「インドの花」と記された、ペイズリー柄のモザイクタイル絵だ。
お湯をいただくのはもちろんだが、この絵が見たくなるとつい訪れてしまう。
生薬の湯にゆったり浸かりながら、鮮やかなモザイクタイル絵を眺めるていると、顔なじみのお客さん同士が、自然に挨拶を交わし、勤めの事やひいきの野球チームについて話したりしているのが聞こえる。
騒ぐわけじゃなくあくまで自然に。
うるさくなんて感じないし、適度な話声がむしろ落ち着く。
そんな声を聴きながらインドの花に包まれて蕩けた。
文字通りに暖簾に書かれた「極楽」の時間だ。
至福の時間をご馳走様でした🙏
湯上がりは散歩がてら茗荷谷駅に向かって千川通りを歩き、播磨坂を登る。
白山浴場さんで「可愛い」に触れたからだろうか、
播磨坂でも
春日通りでも
道中やたらと可愛い看板が目に入る楽しい湯上がり散歩だった。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、白山浴場さんの紹介ページはこちら