午前中からお昼過ぎにかけての楽しいイベントを終え、銭湯に行きたいと考えていたとき、14時から営業。駐車場もある。さらには未訪問という、このタイミングで足を運ばずにいられない銭湯さんを葛飾区堀切に発見。
明治通りから日光街道、京成本線と並行するように墨堤通りをしばらく走り、堀切菖蒲園駅近くの交差点を左折、雰囲気のあるお店が立ち並ぶ川の手通りを北上して吉野湯さんへ。
店舗の裏手にある駐車場に車を止めて正面に回ると、吉野湯さんと川の手通りとの間にある細い道から漂う水の雰囲気。
調べてみたところ西井堀という用水の暗渠ということが分かった。かなりの長さを有する暗渠のようなので、いつかゆっくりと散策したい。
川の手通りからのぞむ吉野湯さん。
家一軒分と西井堀暗渠の分奥まったところに位置している。
近づいたり離れたりしながら、まずは外観を愛でる。
屋号が力強く染め抜かれた暖簾をくぐって番台で受付を済ませゆったりした脱衣場から浴室へ。
浴室正面には早川絵師の見事なペンキ絵が鎮座している。
仕切り壁にはこちらも見事な厳島神社のタイル絵
、型板ガラスの浴室窓、細かな長方形の床タイル。
低くなった脱衣場側に排水溝があり、そこに流れ込むため中央島カランが合流して床下に沈み込むギミックもたまらない。
湯船はシンプルに浅湯と深湯の2つ。
開店直後とあってどちらも熱め。体が赤く染まる心地好いサッとお湯に浸かり、カランで水浴びしてを繰り返して、浴室の装飾を愛でながら蕩けた🤤
庭に面した縁側には椅子が並んであつ湯で火照った体を冷やすのに最高だ。
また一軒、推し銭湯に出会ってしまった。
至福の時間をご馳走様でした🙏
建物の中でもいろんなものを愛でさせていただいたあと、〆にもう一度土間の床タイルを愛でる。
入店時にも愛でさせていただいたが、この配色がたまらない。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、吉野湯さんの紹介ページはこちら。