日中、吉祥寺におでかけ。ランチを求めて通りがかったのは「月見小路」なんとも洒落た名前の小路だ。
その月見小路沿いに美味しそうなお店を見つけた。多少待ちがあるようだが、併設された雑貨屋さんを見ながら待つことにする。
待ち時間に、中身は見えず表紙に一言だけ添えられた古本を買った。
想像を膨らませながらの物色、そして美味しいご飯。楽しい時間だ。
※美味しいランチをいただいたお食事と日用品と古道具の店、四歩(しっぽ)さんの公HPはこちら。
そして食後。目的地はこちら、リベストギャラリー創。
お目当てはこちら、志村貴子展「まじわる中央感情線」
カラフルな作品たちも素敵だし
モノクロの作品たちもとても素敵だ。どれだけ愛でていても時間が足りない。
オリジナル缶バッジのガチャガチャ、この日の分は残念ながら売り切れ。
ガチャガチャをはじめいろんなグッズが売り切れていたが、ギリギリのところでサイン本購入できたのは嬉しい限り。
至福の時間をご馳走様でした🙏
※リベストギャラリー創、公式Twitterはこちら。
展示を観終えて一度帰宅したが、以前から気になっていた足立区の大六天湯さんが10月末で閉店してしまうことを思い出した。タイミング的に行くなら今日しかない。
再度車に乗って、環七通りから首都高中央環状線沿いの下道を通って大六天湯さんへ向かった。そういえば日中に観た展示のタイトルも同音異字の「中央感情線」だった。まぁ、ただの偶然だと言ってしまえばそれまでだな。なんてことを考えながら近くのコインパーキングに到着。住宅街を少し歩いて、屋号が力強く書かれた看板の前に立った。
趣のある玄関回り。
床タイルもシックな配色で素敵だ。
大きな道路に面していないから、周りが静かな住宅街だから、他にも理由があるのだろうか、とにかく静かだ。
漫画だったら「シーーーーン…」と擬音が書かれそうだ。
そんな静かで高い天井の浴室には、湯船のへりの少し上から天井のきわのいっぱいいっぱいまで、それは見事なモザイクタイル絵が描かれている。
自分が出す以外の音がほとんどしないといっていいくらいの静寂の中で、体を洗い清めながら、湯に浸かりながら、雄大なモザイクタイル絵を眺め、今まで見送ってきたであろう、たくさんの入浴客の姿を思い浮かべながら蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
入り口の型板ガラスも見事だし、上の「男湯」部分の枠遣いもたまらない。
最初で最後になってしまったが、この日お湯をいただくことができて良かった。
長きにわたる営業、お疲れ様でした。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※足立区浴場組合公式サイト、大六天湯さんの紹介ページはこちら。