いろいろと雑用をこなしていたら時間がたってしまい朝一とはいかなくなったが、朝湯に、どうせなら行ったことがないところに行こうと自転車を走らせた。
訪れたのは日曜朝湯のモーニングが有名な北区東十条の金星湯さん。
住所は北区王子だが最寄り駅はJR東十条かメトロ南北線王子神谷あたりになるのかな。
カウンターとボックス席が配された喫茶店のようなフロントロビーでは、常連さんたちがモーニングを楽しみ、話に花を咲かせて楽しそうだ。
到着時間が遅かったので今日はありつけなさそうだが、受付を済ませてまずはお湯をいただこう。
変わり湯が思いがけずこんぶ湯だったのは嬉しい限り。濃厚に香り立つお湯をいただき、少し引っ込んだ落ち着く位置にある水風呂との交互浴を繰り返し、モーニングのことは忘れて蕩けた🤤
湯上がりご主人にモーニングのラストオーダーを尋ねると、12時閉店なので例えば「11時30分に上がる」とかってお風呂入る前に言っておいてくれれば事前オーダーは可能だよ。と教えてくれた。心配のいらない早い時間に来ればよいのだが、今日のような時間になってしまった時にはその手を使わさせていただこう。
至福の時間をご馳走様でした🙏
表で写真を撮っている時「いい湯でした」をきっかけに、同じ朝湯上がりのご婦人と話す時間があった。
数年前にこの近くに越してきて、何かのきっかけで金星湯さんの日曜朝湯モーニングを知って訪れて以来、すっかり気に入りタイミングが合えば訪れているのだそうだ。
別れ際に「この時間なら黒松がありそうですし、草月に行こうと思ってます」と話すと
「ちょうど私の帰り道だから送ってあげるわ」自転車で先導いただき無事に到着。
「私もお使いに使ったりするけど、その場でもつい食べちゃうのよね」
今日は買わないで帰られるということなので、お礼を伝えて店頭でお別れ。
その場でつい食べちゃう。その気持ち分かるなぁ。
大行列を覚悟したが店の外に列は無し、黒松はあります。とのこと、ありがたい。
店内に数人が並んでいるだけですぐに自分の購入順が来た。差し入れにいくつかと自宅用にいくつかの黒松を購入。
さっきご婦人と話したからという訳ではないが、自分の分を袋から出してすぐさまいただいてしまった。湯上がりの体にやさしい甘さが沁みわたる。
デザートが先になってしまったが、美味しいランチを食べたい。
美味しいランチを食べるべく、飛鳥山の坂を登って巣鴨駅近くのゆたか食堂へ。
どれも美味しそうな日替わりメニュー、中でも気になるのは
②穴子フライ丼
④大きいメンチカツとベーコンエッグ
どちらも魅力的だ…選べない…
選べないなら選ばなければいい。ということで②穴子フライ丼に④のおかずのみを注文。自家製なめ茸も追加され、めちゃめちゃ豪華になった。
サクサクフワフワの穴子フライに、縦も横も高さも大きくジューシーなメンチカツにベーコンエッグに小鉢たち、そして大好きなゆたか食堂さんの豚汁。
ご飯が進むことこの上ない。
腹ごなしサイクリングを楽しもうとし、二つの商店街の境界線を楽しんだりするが、食べすぎてしまったようでいかんせん腹が重い。
食後に巣鴨から駒込、田端、尾久と走り、馴染みの銭湯さんでもうひとっ風呂。とも思ったがお腹が重すぎるので断念。
目の前の景色に何か違和感を感じて目線を上げる。
そこにはチェシャ猫のようなシチュエーションで猫がいた。
羨ましくらい気持ち良さそうに寝ている。
室外機の上とはいかないが、家に帰って自分も寝よう。その頃には眠れるくらいに落ち着いているだろう。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、金星湯さんの紹介ページはこちら。