この日は練馬区の江古田湯さんに久しぶりにやってきた。
中野区のえごた湯さんがリニューアルを機にひらがな表記にされたので、最近は漢字の方の江古田湯さんといえば馴染みがあるだろうか。
傘立てに立てかけられた立て看板に書かれた「水風呂あります」の文字。
以前来た時はたしか水風呂は無かったはず。
入口周辺も雰囲気が変わっているような気もするし、数年ぶりで記憶も朧げだ。初めて気分でいただこう。
脱いだ服をロッカーに入れて浴室に入るとまずは圧巻のモザイクタイル絵が目に飛び込む。
大きな壁いっぱいに広がる他では見た事のない抽象的な不思議なデザイン、男女湯の境界壁にも同じようなデザインのモザイクタイルが配され、こちらには作者さんの物だろうか、イニシャルが記されている。
そんな不思議な壁絵を眺めながら、大きな湯船で手足を伸ばしてお湯をいただいて蕩ける🤤
お次は「あります」となっていた水風呂へ。
2つある立ちシャワーブースの1つをつぶして、そこにポータブルバスが置かれ、手製の水風呂となっていた。
井戸水の配管が一本開放されて事実上のかけ流し、しかも頭上に冷水シャワーもあり上からも冷やせるし、こじんまりしてはいるが子供用ビニールプールとは違い、ドラム缶のように深さがあるのでしっかり浸かってクールダウンできる。
こんな工夫もあるのですな。と創意工夫の恩恵にあずかった交互浴に励んでまたも蕩けた🤤
脱衣場のテーブルの一部は昔ゲームセンターに置かれていた筐体じゃないか、しかも現役で動いているものが置かれているとは珍しい。
さらには男湯の脱衣場から出られる縁側には巨大なサボテンも置かれていたりして、お湯以外にも見どころが盛り沢山すぎだ。
堪能していたら閉店時間間際になってしまった。
「気づけないこともありますが、気になることは色々試してみようと思ってます」という番台さんがアップデートさせる江古田湯さん。
またゆっくりと愛でに来よう。
至福の時間をご馳走様でした🙏
たしか前に来た時もここにあったな、この自動販売機。
数年前にタイムスリップしたようなこの錯覚、次来た時にも味わえるかな。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※練馬銭湯公式サイト、江古田湯さんの紹介ページはこちら。