市ヶ谷駅で下車してとある銭湯を目指し、まずは市谷見付交差点から左内坂を登る。
しょっぱなからなかなかの勾配。
佐内坂を登り切ったら次は安藤坂。
坂の途中で出会った瀟洒な建物。営業時間は終わっているようだが「市谷の杜 本と活字館」と書いてあるのが確認できた。
気になったので後に調べてみると、活版印刷を中心とした印刷所であり、動態展示があったり、印刷/製本/紙づくりのワークショップが開催されたりする本づくりの文化施設とのこと。建築自体も美しいし、購買部門や喫茶部門もあり楽しそうだ。
※市谷の杜 本と活字館 公式サイトはこちら。
そして次は中根坂。繰り返すアップダウンを楽しみながら歩き、突き当りを左折する。
二十騎町に入ったあたりで、高さ2m超え、直径40cmオーバーの葉っぱを有する桐っぽい植物に遭遇。
この葉っぱ一枚で傘になりそうだ。
市谷柳町付近に差し掛かった。この散歩の目的の一つに休業されている柳湯さんの営業状態を確認することがある。以前見に来た時には「6月中旬再開~」と書かれていたが、どうなっただろうか。
「あわよくば」の願いは叶わず貼り紙は新しくなっていた。再開は8月とのこと、待ち遠しい。
外苑東通りに出て、次の候補にしていた銭湯さんを目指す。
花を売っているのは何度も見ているが、土まで、しかも大きなサイズで売っているコンビニはに初めて出会った。これだから散歩は楽しい。
新目白通りを越え、大滝橋を渡って川沿いを歩く。
神田上水の取水口があった事を記す案内板。
椿山荘の冠木門。設えが立派。
雰囲気があって素敵な胸突坂、今日は時間がないが、今度ゆっくり登ってみよう。
肥後細川庭園、こちらも開園時間に来てみたい場所の一つだ。
この後も直径1mを軽く超えてそうな豊川稲荷の巨大な欅など、数々の見どころを通過して4キロ弱の散歩のゴール、豊川浴泉さんに到着。
最後に来たのはいつだったろうか。
この日の薬湯は酵素の湯。
早速いただきましょう。
オリジナルの鮮やかなのれんを潜り
足元でお香が焚かれた下足箱エリア、和みますなぁ。
明るくモダンな脱衣場は多くのお客さんで賑わっている。
浴室も同様に明るくモダン、そして同じようにお客さんで賑わっている。
空きカランを見つけて体を洗い清め、お湯をいただく。
高い天井の下でやさしいお湯に包まれ、歩き回った足をほぐして蕩けた🤤ペンキ絵の下にあしらわれた絵もまた素敵だ。
湯上がりはロビーでハニップCのうめとりんご。
久しぶりにお湯をいただいた記念?にゆっポくんとパチリ。至福の時間をご馳走様でした🙏
なんてしてたらちょうど出てきたお湯仲間に名前を呼ばれ、ビクッとしてしまった。おやおや偶然ですなぁ。
ポプラの雨よけ、転業する前からのものだろうか看板との色合いが絶妙だ。
散歩のシメはのぞき坂、歩いて登ってもなかなかキツいけれど、登り切って眺める新宿方面の景色は最高なのだ。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、豊川浴泉さんの紹介ページはこちら。