有楽町線を護国寺駅で下車して、不忍通りを千石方面に歩いてこの日の銭湯に向かう。
途中には何ヶ所かに旧町名の案内板が設置されており、興味深くていつも足が止まる。
「さて着いた」と思っても文京浴場組合さんがいつも楽しいポスターを作ってくれるおかげで、すぐにお湯をいただくとならないのもいつもの事。
この日見かけたポスターは映画風にデザインされた「小走番外地 決湯摂氏42度」何とも楽しそうだ。
横に貼られたイベントのお知らせポスターにも目が止まる。7月8月は毎日「タヒチアンクールボディソープとシャンプー」が使えるようで楽しみ。
そしてこの日の替わり湯はコラーゲンぶろ、しっとりさせていただこうじゃないか。
いろいろと確認したあと、湯気抜きを眺めるために入口を一度通り過ぎる。
大黒湯さんの八角形の湯気抜きは外から見ても美しい。湯上りに眺めれば良いのかもだが、入浴前にもついつい眺めてしまう。
それではお湯をいただきましょう。
この日は「せっかく用意していただいたのですから、しっかり使わないとね。」という事で自前の石鹸を鞄から出さず、ポスターにあったタヒチアンクールで髪の毛から足の指先までしっかり全身を洗い清める。
暑い中歩いて汗をかいた体をサッパリさせてくれ心地好い。カランからとったお湯で汗と泡を流して、まずは水風呂へ。
へりに頭をもたげて湯気ぬきを眺めながら、小石川台地の天然水に体を委ねての水通しに蕩けた。
クールタヒチアンクールで体を洗った直後だからだろうか、実水温よりも低く感じる体感。
この流れ、アリだ。
白湯の主浴槽、深湯の薬湯との交互浴も心地好い。
一時期大黒湯さんのお水にハマって、毎週金曜日の仕事帰りに散歩がてらお湯をいただいていたっけな。
湯上りにはロビーで瓶サイダーで喉を潤す。9月5日まで開催中の「夏休み!ガラスびん 地サイダー&地ラムネ in 銭湯 2021」のおかげで普段なかなか飲む機会がない地サイダーをあちこちの銭湯さんで飲むことができてありがたい。
この日は石川県の地サイダー、すいか姫に蕩けた。
至福の時間をご馳走様でした🙏
この日は緊急事態宣言中でスチームサウナが休止中なのは残念だったが仕方ない。再開されたらまたあらためていただきに来よう。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※文京浴場組合公式サイト、大黒湯さんの紹介ページはこちら。