たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩vol.183-2 根津 芸術銭湯+café宮の湯 | アートに浸かり銭湯建築に蕩けた20200618

「芸術」+「銭湯」+「café」という自分の好きなものが良い意味で渋滞している宮の湯さん。

外観は元の銭湯建築が活かされている。中はどんな風になっているのか楽しみでたまらない。

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「SENTO」モダンなフォントの白い文字が可愛い煙突が目を引く。

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看板のように置かれた石も素敵だ。
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宮の湯さんの元の入口にはシャッターが下ろされ、今は使われていない。

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通りに面した入口の階段を上り、受付でドリンク代込みの入場料1.300円を支払い、飲み物をオーダー。

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「本日のコーヒー」を注文すると、嬉しいことに希少なゲイシャ種を淹れて貰えた。

タイミングの良さに感謝だ。

「こちらが落ちきったら、またこちらにいらして下さい。それまでごゆっくり鑑賞下さい」プレス時間の目安という砂時計を渡される。

そんな遊び心も、入浴券の裏側に書かれた心得も楽しい。
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展示は銭湯時代のバックヤード側からスタートする。
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階段を上がり、展示室に生まれ変わった浴室へ。

必要な所は手を入れ、浴槽やカラン、鏡など残すところは残しているのが嬉しい。
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浴槽に壁にと何点も作品が散りばめられ見応えがある。
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そのままの姿が残っている座風呂。
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決まった順路は無いので、観たい時に観たいものを観たい角度で鑑賞する。

貸切だったタイミングもありがたい。

途中で受け取ったコーヒーを飲みながらゆっくり過ごす。

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男湯と女湯の境界壁のモザイクタイル絵、個人的にはこれだけでも十分にアートだ。
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浴室側の展示室から、こちらも展示室となった元脱衣場側へと移動。
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ロッカーの扉をくり抜いての小品展示、美しい。
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浴室もだが、こちらのスペースにも座る場所が設けられ、飲み物を飲みながらゆっくり鑑賞できる。
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受付後ろの階段を下りたところにある釜場も展示室になっている。
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落とし気味の照明がちょっと怖いが、雰囲気のある展示が楽しい。
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立派な柱をはじめとした銭湯時代の面影を感じながら、最初から最後まで楽しみっぱなしだった。

定期的な展示の入れ替えも予定されているようなので、楽しみは尽きない。

「銭湯が好き」「アートが好き」「カフェが好き」な方なら、きっと自分と同じように楽しい時間を過ごせると思う。

至福の時間をご馳走様でした🙏

※芸術銭湯+café‐宮の湯さんのHPはこちら

cirq-cirq-cirq.com

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️