たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩 vol.142 改正湯 / 大田区蒲田 | 東京国立博物館で観た歌川広重「 蒲田の梅園 」に刺激され、水槽を眺めながら黒湯に蕩けた20200123

この日は夕方に用事があり、午前休の予定だったが「働き方改革」の恩恵もあり一日休日になった。

「久しぶりに行こうかな」と、まず訪れたのは東京国立博物館

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www.tnm.jp

入館するといつも重厚な階段に圧倒され、蕩ける。

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なんてことない改装中スペースですら素敵に見えてしまう。
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トーハクは展示品はもちろんだが、建築そのものが美しい。

壁も床のタイルも
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階段途中のステンドグラスも
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天井の照明もこんなに美しい。
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顔ハメ看板だって「 風神雷神図屏風 」だ。
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そしてこの日のハイライトは歌川広重の名所江戸百景、「蒲田の梅園」

蒲田が描かれたこの絵を観て「今日行こう!」と思い立った銭湯があった。

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そこは蒲田の改正湯さん。

不動前の松の湯をオススメしてくださった銭湯のご主人に、もう1軒オススメいただいていた銭湯さんだ。

トーハクにこの絵が展示されていたのも何かのご縁。

道中で用事を済ませつつ蒲田へ向かう。

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明るく清潔なロビーで、元気な女将さんに受付してもらい脱衣場へ、脱衣場もロビー同様に明るく広く、そしてもちろん清潔で嬉しくなる。

浴室へのドアを開け、湯気を吸いこみながら足を踏み入れる。

モザイクタイル絵の下に水槽があり、どの湯船からも沢山の金魚が泳ぐ姿を眺めながら入浴できる。

これは子供が喜びそうだ。大人だって時間を忘れて眺めていられる。

黒湯炭酸泉と黒水風呂は初めてだ。

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黒湯炭酸泉はぬるめの温度の炭酸泉の塩梅がとても相性が良く長湯必須で、トロリとしたかなり濃い色の黒水風呂との交互浴がたまらない。

何度も往復して、何度も蕩けた。

洗い場に「毛染め用ブース」があるのも珍しい、自分は改正湯さんで初めてお目にかかった。

壁や天井に施された装飾も趣があったり可愛らしかったりとても楽しい。

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至福の時間をご馳走様でした🙏

※改正湯さんの公式サイトはこちら

www.kaiseiyokujou.com

 

www.1010.or.jp

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️