池袋にオープンしたサウナ施設「かるまる」プレオープンに当選。ごちそうになってきました。
ありがとうございます。
開場時刻ちょうどくらいに現地に到着。
すでに店の前にはエレベーターを待つ人でかなりの行列ができている。
何往復かめのエレベーターに乗り、受付を済ませ館内着に着替え、リラクゼーションスペースに通され順番を待つ。
真新しい木の香りと設備の香りが建物の古さは感じさせない。
食堂フロアでサウナ王さんのプレゼンテーションを経ていざ入浴。
正直に言うと大して期待していなかった。
「そんなに色々詰め込んだら、1つ1つが小さいんでしょ?」なんて思っていた。
素直にごめんなさい。良い意味で期待を裏切られました。
一人用もしくは「何人用」と少人数用にデザインされた設備以外はどれもゆったり作られていて心地好かった。
まずは洗い場で体を洗い清める、桶も椅子も木製なのがなんとなく嬉しい。
最初の一口目はシングル水風呂をいただいた。
「サンダートルネード」と言うらしい。
角に設置されたパワフルなジェットが創り出す力強い水流が死体ごっこを許してくれない。
体を一気にギュッと冷やした後、隣のマイルドな水風呂に浸かって冷冷浴。バイブラの効いた20℃前半の水風呂で、シングルからの水風呂リレーに蕩けた。
さらに隣には電気風呂が強弱2機設置された炭酸泉がある。電浴好きとしてコレは見逃せない。
前日のお客さんから「電流が強すぎる」と言う声が多かったらしく、今日は少し弱めにしたとプレゼンテーションで話があった座風呂式の炭酸泉電気風呂は強めの方もマイルドで長電浴にちょうど良いが、個人的には昨日のセッティングの方が好みだったかもしれない。
好き嫌いは分かれそうだが面白いと思ったのは、木で作られた巨大な弾丸のような形をした蒸しサウナ。暗い中で立って入るサウナ。人の出入りが少ないタイミングではぐんぐん湿度が上がって良い感じだったが、出入口が大きくないから、出入りに時間がかかり開口時間が長く、熱が逃げてしまい折角のポテンシャルが発揮できず勿体なく感じた。
2フロアある浴室の上階にはヒバ材で設えられた一人用の「マス風呂」が3基、このお風呂が42℃弱でこの施設で一番の高温浴槽らしい。射し込む陽射しと真新しいヒバの香りに包まれ、箱庭を眺めながら蕩けた。
その目の前にあるのはかなり大きな一枚岩を使った大きな浴槽、不感温湯が贅沢な休憩にちょうど良き。
露天スペースにはジャグジーとアクリルの筒状水風呂、この日はまだ使用できなかった薪サウナが設置されたゆったりした空間。
「水着着用にはなるが、女子会にも使っていただけるようにしたい。」と言っていた。将来的にはココを時間貸しで貸切提供できるようにしたいそうだ。
プレオープン時点では使えない設備があったり、使用できてもコンディションが完璧ではない設備がまだあるとの事だった。
それでもかなり楽しませていただいて、蕩けさせていただいたのだから通常営業が始まってフルコンディションのかるまるさんが非常に楽しみだ。
嫌味とかではなく、一般論として素材や設備などハード面はお金と時間をかければかけるだけ、良いものができて当たり前だと思う。
そのハードを良くするも悪くするも、ソフト面にあたるスタッフさん達が担う部分は大きい。ホントについ最近まで内装工事をしてたと聞いていたし、実際のフロアでのトレーニング時間だってそんなに取れなかったんじゃないかと思う。ましてやプレオープンイベントなんてお客さんも施設に慣れていない。
お互いがいきなり実戦突入状態なのだからトラブルがあって当たり前。そんな最前線でも受付から出口まで、出会うスタッフさんは皆笑顔を絶やさず「お客さんに楽しんでもらおう、喜んでもらおう」とテキパキと切り盛りしているように感じたし、好奇心の赴くまま向けた質問にも丁寧に答えてくれたり、実際に見せてくれながら説明もしていただいた。
「最高のハードを自分たちが最高のコンディションに仕上げて提供する」姿に蕩けた。サウナよりも水風呂よりも。
この方たちがこれからかるまるをどんな風に育てていくのか楽しみだ。
池袋に出店してくれてありがとう。
至福の時間をご馳走様でした🙏
※かるまる池袋店の公式サイトはこちら。
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️