自分は水風呂が「好き」だ。
身体を洗い清めた後は、いつも水風呂に入り水通しをする。
しかし水風呂がなくても、山の湯さんは自分を惹きつけてやまない。
「足りない」とも思わない。
これもまた「好き」だからなのだろう。
有楽町線/副都心線の要町駅を降りて、商店街と住宅街を抜け、山の湯さんに向かう。
この日記で書いた記憶があるが、この住宅街はなかなかの曲者で、最近でこそ決まったコースなら迷わず辿り着けるが、何度も「山の湯ラビリンス」にハマったものだ。
通い慣れた今でも角を一つ曲がり間違えるとラビリンスの餌食になることがある。
5月に山の湯さんで蕩けたあの日のブログはこちら。
この日は固定コースで無事に到着。
池袋から程近くにありながら旅情あふれる佇まい、やはり魅力的だ。
入口のボード下の蚊取り線香、香りもたまらないのだが、置かれた台が永久腰かけなあたりがいっそうたまらない。
カラダを洗い清めてから、まずはよもぎ漢方スチームサウナをいただく。
今日は自分の入室と同時に機械が唸りをあげ、スチームが噴出。
松の湯さんの暴走スチームとまではいかないが、噴出口近くは結構熱くなってくれる。
貸切タイミングだったので、手ぬぐいで空気を撹拌して、香りと温度を楽しむ。
たまに手ぬぐいが天井に当たって熱い水滴が自分に直撃するのもまたたのし。
蒸気と香りに蒸され、サウナ室内の冷水シャワーで体を冷やした後、浴室に出て立ちシャワーでお湯を浴びる。
壊れてしまったのか、ヘッドが外されたままの立ちシャワー。
だがこれも打たせ湯だと思えば、それもまたたのし。
熱いも冷たいも、自分好みの温度で打たせ湯できる。考えようによっては贅沢だ。
個人的には「このまま直さないで欲しい。」と思いながら、サウナ室の冷水シャワーと打たせ湯シャワーを併用してのクールダウンを堪能。
湯気三昧で遊戯三昧、あるがままがとっても楽しい。
うん、今日も心地好く蕩けた。
至福の時間をご馳走様でした🙏
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️
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