たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩 vol.040 武蔵境 境南浴場 | 目からも鼻からも耳からも蕩け、タイル絵に目を奪われ続けた20190616

湯パウザひばりで蕩けた後、せっかくなので欲張ろうとバスに乗車。行先は武蔵境駅、もじゃもじゃの入口が美しい。

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目的は境南浴場さん。

www.1010.or.jp

駅前にある武蔵野プレイス。とても小洒落た公共施設、中の図書館とカフェを何度か利用したことあったっけな。今日は入館せずに脇を抜ける。そして歩くこと数分。

www.musashino.or.jp

そびえ立つ煙突がなんともカッコ良い境南浴場さんに到着。

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看板には「北欧サウナ」に「天然地下水」に「コールドバス」、自分にとってのパワーワードがずらりと並び、高まる期待。

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コミュニティセントウのコピーも、青地に赤のロゴも大好き。
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フロントでサウナ利用を伝え料金を支払い、サウナキーとバスタオルの入ったバッグを受け取る。

浴室へのドアを開け、湯気を吸いこみながら目の前に広がる、大きな鳳凰の描かれた見事なモザイクタイル絵!

塩谷歩波さんの「銭湯図解」にも掲載されていて、一度見てみたかったモザイク絵の実物。

sentozukai.jp

対面して、しばし感動。
男湯のモザイク絵は、本に掲載されていた女湯の絵とは違うシックな配色。こちらも良き。
体を洗い清めながら、ひとしきり見蕩れた後、まずは水風呂。

地下水掛け流しの水風呂、水質の良さも相まってとろとろに蕩ける。

湯パウザひばりさんといい、境南浴場さんといい、どうやら西東京エリアの地下水は自分好みのようだ。

ずっと浸かって蕩けていたいがそうもいかない。水風呂をさらに美味しくいただくため、体の水滴を拭ってサウナ室に向かう。

静かなピアノ曲がかかるサウナ室。広めの座面でゆったり、温度も湿度もかなり好みのセッティングの中、ゆったり座ってしっかりと汗をかく。

サウナ後の水風呂、極上。

空いた場所にイスを置いて座り、タイル絵を眺めての休憩で更に極上に蕩ける。

視界に入る場所にいる限り、タイル絵から目が離れない。

この日替わり湯はバラ。お湯の色がとても鮮やか。

たくさんのバラの花が入ったネットが浴槽に浮かんでおり目でも楽しい。

香りを嗅ぎながら湯に浸かり、近い距離でもタイル絵を眺める。我ながらよっぽど気に入ったらしい。

 

湯上りにご主人と話させていただく。

柔らかな物腰でとても謙虚なご主人。

とても素敵な方だった。

タイル絵にも水風呂にもご主人にもまた会いたい。

夏みたいな夕空を眺めながらの帰路で思う。

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至福の時間をご馳走様でした🙏