たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩vol.015 押上温泉大黒湯 | 朝風呂に蕩け、ルフロとハンモックでさらに蕩けた20190506

5月6日の朝、とある目的を持ち押上温泉大黒湯さんで、朝湯をいただきました。

それは「ルフロ」。

5月4日に渋谷で開催され、興味深い話題が登壇者の方々から沢山挙がった銭湯サミット2019。その中で私が気になった話題の1つ「ルフロ」がありました。代表の三田さんが登壇され、地産地消で現地に行かなくてはいけない温泉を、生成することにより、日常生活で性質の良い温泉を取り入れやすくし、日本伝統の「湯治」を現代のライフスタイルに取り入れたい。との提案が気になり、「温泉を生成?」気になりる。入ってみたい。となった私。

そんなルフロを味わえる銭湯が都内にある。それが押上温泉大黒湯さん男女日替わりで入れる大露天風呂。

ちょうどこの日が男湯、しかも終夜営業されているので、朝湯なら営業カレンダー的にはまだ5月5日。6日の朝なら内湯の菖蒲湯も楽しめる、早々に支度して向かいました。

ルフロについては、私の拙い説明では100分の1も伝わらないと思いますので、ルフロさんのHPを見て頂いた方が良く分かると思います。

Le Furo | おうち湯治で心と体を整える

押上駅に到着、スカイツリーがこんなに近い。

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押上駅から錦糸町方面に歩くこと数分で大黒湯さんに到着。

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お湯をいただく前に大黒湯さんの煙突とスカイツリーのツインタワーを眺めたり

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大黒湯さん越しのスカイツリーを眺めたりと、景観も楽しむ。

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大黒様の暖簾。素敵です。

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手描きの薬湯予定表に描かれたワンパンマン、上手い...。

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これですルフロ!何とも楽しみ。
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外観を堪能し、受付を済ませお湯をいただきます。

全身を洗い清め内湯を堪能、まずはオールナイト営業だからこそ入れた菖蒲湯へ。どの浴槽も心地好くって長居してしまいそうになりますが、この日の目的である露天スペースへ。

露天風呂が大きい!これは楽しみ。「ルフロそのものは無臭ですが、岩などの物質と化学反応して硫黄の香りがします。」と銭湯サミットでうかがった通り、露天風呂からは温泉気分に浸れる硫黄の香りが心地好く立ち込めている。

空を眺めながら、ゆっくりとルフロ風呂を味わう。これはしっかり芯から温まる、体に染み入るお湯ですね。朝から極上の至福です。

じっくり蕩けた後、同じく露天スペースにある水風呂で火照った体を冷ましてから、もう1つのお楽しみだった外気浴へ。

大黒湯さんの外気浴スペースにはハンモックがあるのです!ウッドデッキへの階段を上がるとハンモックにブランコ状の椅子にデッキチェアにと、何脚も器具が置かれています。これは嬉しい。

「全裸でハンモック」「全裸でブランコ椅子」なんてそうそう機会なんてありませんからね。

ルフロ風呂、スチーム塩サウナ、露天の水風呂とあわせてハンモックに揺られて、何度も蕩けさせていただきました。座る角度によってはスカイツリーも眺められる、贅沢な外気浴。

しかし大黒湯さん、自分好みの施設が多すぎて困ります。ルフロ風呂も内湯の歩行湯もドライサウナも心地好いのに、さらに大好物のスチームサウナまであるんですもの。「どれが」なんて決められず、色々な施設を堪能、朝からしっかりすっかり蕩けさせていただきました!

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施設のみならず、日替わり湯も充実した押上温泉大黒湯さん、湯上りすぐに「またイキタイ」と思う、素敵な銭湯さんです。

墨田区の銭湯 大黒湯(押上温泉)|東京スカイツリーが見える下町の銭湯

入る時には気が付きませんでしたが、屋根の上にも大黒湯様がいらっしゃいました。
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「また来ます!」と大黒様にお別れを告げ、文学フリマへ!

至福の時間をご馳走様でした🙏

 

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️