仕事終わり、巣鴨で夕飯をと思って途中下車したのだが、ラストオーダー時刻に間に合わず断念。どうせ食べられないのなら、と気持ちを切り替えて閉店作業で忙しそうな焦点の人たちで賑わう地蔵通り商店街をのんびり散歩。
庚申塚交差点まで出て左折、折戸通りを歩き色鮮やかな看板の銭湯、巣鴨湯さんを目指した。
サウナ利用の先客は二人と、それほど混雑もしていないようだし、時間も早いのでサウナもお願いして受付を済ませる。
排水溝の蓋に刻まれたカニとヨットに挨拶(?)を済ませてしっかり体を洗い清めたら、まずはこの日お目当ての一つ、主浴槽よりぬるく水風呂より温かい、「リラックスバス」をいただき、30℃台の優しい温度にふんわりと包まれ蕩けた。
絶妙な温度のこの浴槽はいつも長居必至だ。それは自分だけではないと思う。
ふんわり蕩けた後は隣にある水風呂でシャキッと蕩けて、さらに主浴槽でホカホカと蕩ける。
そして巣鴨湯さんのボナサウナ。
久しぶりにいただいたが、以前と変わらず体感が熱く感じられるので好みだ。
以前お湯をいただいた時にはなかったがヴィヒタが片隅に吊るされていた。
仄かに漂うその香りと熱気に包まれサウナ室でもジリジリと蕩けた。
湯上りのロビーでは、地サイダー「ウメテンマ」をゆっポくんとサシ飲み。
ネコちゃんの心地好さそうな表情がにゃんとも可愛い手描きのイラストにも蕩ける。
カラフルな下足箱にタイル使いをはじめとした色調だったり、ロビーに置かれた小物だったりと「可愛い」が散りばめられた巣鴨湯さんはいつも優しい。
穏やかな優しさに包まれたくなると足を運ぶ。自分にとってそんな一軒だ
至福の時間をご馳走様でした🙏
お湯をいただいた後、どのルートで帰宅しようか考えながら歩いていたら、池袋に着いてしまった。
喉が渇いたのでちょっと休憩ということで、「週末のご褒美に」と書かれたこちらをいただく。この日は月曜日だったがまぁ良しとしよう。
途中で大きく育ち鉢から溢れんばかりに、というか壊してしまったのだろうかと思わせる植木に出会った。
路地の入口にずどんと置かれた生命力溢れる姿に元気をもらい、結果自宅まで深夜の散歩と洒落こんだ。
聞こえはいいが、実際は油断して終電を逃して歩かざるをえなかっただけだったりするのだが、楽しかったので散歩ということにしておく。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※巣鴨湯さんで初めてお湯をいただいたあの日のブログがこちら。
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