たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩 vol.254 大黒湯 / 板橋区千川 | 慣れ親しんだツリーを眺めた後、慣れ親しんだ銭湯のお湯に蕩けた20201221

クリスマスが近づくと立ち寄りたくなる場所がある。

そこは池袋にある立教大学

ここのツリーを眺めるのが好きでこの時期になると散歩がてらつい一駅歩いてしまう。

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今年も見事にライトアップされた慣れ親しんだツリーを眺め、東京メトロ要町駅を越え、マスク越しに冷たい空気を味わいながら、もう一駅先の千川駅まで足を延ばす。
千川には慣れ親しんだ銭湯、大黒湯さんがある。
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隣接されたコインランドリーに用足しに来たご主人と挨拶を交わして、受付を済ませ浴室で体を洗い清めて、まずは電気風呂をいただきます。

赤いランプが灯る電気風呂はそれなりにパワフルで熱めの湯温もあってなかなかのシビレ具合。

ランプの赤さが気分をいっそう高めると思うのは自分だけだろうか、まばゆく輝くお湯の中で流れる電流を腰に当て腕に当て足に当てて、じっくりシビレてじっくり蕩けた。

のぼせない程度に温まった後は露天スペースに出て水風呂をいただく。

バイブラのきいた水風呂は地下水の体感温度をさらに下げてくれる。

塩梅の良い岩に頭を乗せて、体を伸ばしていただく水風呂でキリッと蕩けた。

岩風呂になっているのは水風呂だけじゃない。日替わりの薬湯もだ。

信楽焼の狸も置かれた脱衣場にも面した中庭を眺めながら浸かる薬湯。

内湯に比べて優しい温度のお湯にじんわりと蕩けた。

水風呂と薬湯の湯舟が近いのも嬉しい限り。

交互浴がはかどることこの上ない。

この日は利用しなかったが、サウナ室と立ちシャワーも露天スペースにあり、内湯をいただかないで帰ってしまう日があるくらいにお気に入りスペースなのだ。

馴染みの場所でいつもと同じことをすることが難しい時節ではあるが、だからこそその有難みはマシマシだ。

皆様のご健康と一日も早く日常が戻ることを切に願います。
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大黒湯さんは熱めのお湯と半露天の岩風呂がお好きな方にはぜひおススメしたい銭湯さんだ。

上にも書いたが、半露天スペースでの水風呂と日替わり薬湯の交互浴なんて最高でしかない。

この日も至福の時間をご馳走様でした🙏

 

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

※何人かの人におススメさせていただいたことがあるが、ほとんどの人がお気に召してリピートしてくれている大黒湯さん。1010での紹介ページはこちら。

www.1010.or.jp

 

※第一回に書かせていただいた大黒湯さん訪問時のブログがこちら。

tamayura-yu.hatenablog.com

※大黒湯さんのサウナ室で偶然お湯仲間に出会った日のブログがこちら。

tamayura-yu.hatenablog.com

 

銭湯散歩 vol.253 谷中 旅館澤の屋 / 根津 一卵亭 | 大好きなお店の大好き尽くしで蕩けた20201220

大好きな一卵亭さんの大好きなからあげが、からあげグランプリで賞を受賞されたということで一言でもお祝いを伝えたく根津を訪れた。

まずはお祝いを告げにたいと心ばかりのお花とともに一卵亭さんへ。

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店内が満席だったので、からあげは夜にいただこうとお祝いの言葉とお花を渡しお店を後に、へび道通りのこちらも大好きなお店、Le Bageさんで腹ごしらえ。

お目当ては季節限定の「安納芋ベーグル」と「ラムレーズンクリームチーズサンド」
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早い時間に訪れたのでベーグルは種類も数も豊富に揃っていてうれしい限り。

もちろんお目当ての二品も揃っていたので迷わずにオーダー。
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久しぶりに飲んだホットミルクの優しさが、ラムレーズンクリームチーズサンドにも安納芋ベーグルにもよく合う。
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自分好みの選曲とインテリアがいつもながら落ち着く店内でベーグルをいただき、舌も胃袋も蕩けた。

※ベーグルが美味しいだけでなく、インテリアも素敵なLe BageさんのHPはこちら。

lebage.com

 

お腹を満たしたあとはちょこっと散歩。

新店舗に移転した亀の子束子 谷中店へ。

束子の概念を変えてくれる楽しい店内を堪能して、身体を洗う用の束子を購入した。

その名も「タムラさん」

後日から使用しているが柔らかな刺激がたまらず、バスタイムがますます快適になった。

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亀の子束子直営店の公式ウェブサイトはこちら。

www.kamenoko-tawashi.co.jp

 

程よくお腹がこなれた所でやはりこちらも大好きな澤の屋さんへ。
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デイユースで部屋をとって貸切風呂を堪能。

湯船に浸かり、歩き疲れた足を解しながら庭を眺めて蕩けた。

和室がまた良い。

浴衣に着替えて寛げば、お風呂だけでなくその前後も小旅行気分。極上の時間に様変わりだ。

※旅館澤の屋さんの公式HPはこちら

sawanoya.com

 澤の屋さんでお湯と極上の寛ぎをいただいた後、この日のメインイベント。数日前のツイートでからあげグランプ 金賞受賞を知った一卵亭さんへ。

こちらが金賞に輝いたからあげ。

サクサクの衣にジューシーなお肉、下味の味加減も好み極まりなく、一度食べてからすっかり虜、僕の中でも金賞だ。

もちろんオーダーしますとも。


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こちらは鶏皮のパリパリ揚げ。

ついつい欲張って頼んでしまうほどにこちらも美味。

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そんな最高のからあげ達をおかずにいただくのは濃いたまごはんセット。

3食だって食べたいくらいだ。
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お昼にお渡ししたお花を早速入口に飾ってくださる心配りも嬉しい限りで、舌と胃袋だけでなく心も蕩けた。

大好きな皆様、至福の時間をご馳走様でした🙏

これからも大好きです。

※日替わり小鉢情報のこまめな更新が嬉しい一卵亭さんのTwitterはこちら。

twitter.com

単純に好きだから何度訪れてもその度に書いてしまう。

僕の好みにジャストフィットした谷中/根津にあるこれらのお店たち、興味のある方には是非一度訪れていただきたい。

きっとなにか共感いただけると信じています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

 ※以前に澤の屋さんと一卵亭さんに訪れた時のブログがこちら。

tamayura-yu.hatenablog.com

 

銭湯散歩 vol.252 はすぬま温泉 / 大田区蓮沼 | まるで鏡!芸術品のように輝くカランに蕩けた20201210

その日どんなに磨いても磨いても、たくさんの人が毎日使うカランには、どうしたって水垢や汚れが付く。使っているのだからそれは当たり前のことだ。

数だって一つや二つではない、あれだけの数のカランやシャワーを手入れすることの大変さは分かっているつもりで、いつも感謝していた。

ご縁あって銭湯さんのしまい掃除を手伝う機会があり、カラン磨きをさせていただいて、その思いはさらに強くなった時に頭に浮かんだ。

「はすぬま温泉さんのカランはまさに芸術品だよな」と。

そういえば11月末に女将さんが誕生日だったとTwitterで拝見していた。

そして12月16日が改装3周年の記念日だともTwitterで拝見した。

気が付けばはすぬま温泉さんのお湯をしばらくいただいていない。

という事で仕事終わりにほんの気持ちを携えて、蒲田方面へ足を向けた。

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沸いている。
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夏目友人帳が繋ぐご縁で仲良くさせて頂いている中の人さんに、久しぶりにお湯をいただきに来た旨をメールで伝えて暖簾を潜る。
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下足箱の空きが少なく、危ないかと思ったがギリギリ入場制限にひっかからず入ることができた。

浴室に入りカラン前に座る。

鏡のように輝く姿はやはり芸術品。

いつも美しいと思っていたが、「自分で磨く」経験後の自分には、その姿がさらに輝いて思えて体を洗い清める前に視覚から蕩けてしまう。

一度ご指南いただきたいと思ってしまうほどだ。

ひとしきりカランや鏡を眺め、体を洗い清めた後は炭酸温泉と水風呂の交互浴をノーストレスで堪能。

優しい温度のお湯と水風呂にじっくり浸かり体も心もすっかり蕩けた。

 

湯上りはロビーの椅子に腰かけ、ギャラリーのような一角を楽しみながら中の人さんと合流。
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夏に開催されていた原画展で売り切れていて買えなかった夏目友人帳「ゆ」柄の手ぬぐいを同じ夏目友人帳好きの中の人さんから「アツシさん、買いそびれてたでしょ?」と多め(?)に勝っておいたものをお譲りしていただく涙が出そうなサプライズ。

大事に使わさせていただきます。
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自分からもほんの気持ちをお渡しして、女将さんも交えてしばし談笑させたいただいたが、自由に行きたい時に行きたい所に行けない日々が続く中、どうやら前回訪問してから八か月も経っていたようだ。

もちろんまだまだその状態は続いている。

何の制限もなく往来できた日が再来して、間を開けずにはすぬま温泉さんをはじめとした銭湯さんを気軽に訪れる日々が来るのを願わずにいられない。

そんなことを思いながら飲んだゆっポくんサイダー、いつにも増してしみた。

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今日も至福の時間をご馳走様でした🙏

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

※浴室を芸術品に仕上げる清掃スタッフさんが、紙コップに描く画伯シリーズや各地の銭湯情報を展開するTwitterアカウントはこちら。

twitter.com

※1010、はすぬま温泉さんの紹介ページはこちら。

www.1010.or.jp

 

※以前にはすぬま温泉さんでお湯をいただいた時のブログがこちら。

tamayura-yu.hatenablog.com